RELEASE NOTE
主要な 燃料を、 種類ごとに 入力ガソリン・軽油・灯油・重油・LPG を データ入力の カテゴリに 追加
社用車のガソリン、暖房の灯油、ボイラーの重油。Scope 1 で多くの組織が使う燃料ですが、これまでのデータ入力ではカテゴリに無く、「燃料」を選んでも候補に出るのはコークスやタールなどでした。10 月 26 日の変更で、主要な燃料 5 種をカテゴリから直接選べるようにしました。
この版のポイント
- データ入力のカテゴリに、ガソリン・軽油・灯油・重油・LPG の 5 種を追加
- 公式の排出係数(温対法)を拠点・対象年月に合わせて自動で選び、入力中に排出量を表示
- 重油は A重油と B・C重油を候補から選ぶ。LPG は重さ(t)で入力する
- これまでの「燃料」は「燃料(その他)」に名前を変更(登録済みの記録はそのまま)
01NEW
5 種の 燃料を、 カテゴリから 選べるように
ガソリンや灯油などの公式の排出係数は、以前から OpenGreenTrack に同梱していました。ただ、データ入力のカテゴリに無く、係数の候補はカテゴリと同じ種別のものだけを出すため、画面から入れる方法がありませんでした。今回、この 5 種をそのままカテゴリにしました。
| カテゴリ | 単位 | 排出係数 |
|---|---|---|
| ガソリン | L | 揮発油 2.29 tCO2/kL |
| 軽油 | L | 2.62 tCO2/kL |
| 灯油 | L | 2.50 tCO2/kL |
| 重油 | L | A重油 2.75 / B・C重油 3.10 tCO2/kL |
| LPG | t | 2.99 tCO2/t |
- カテゴリは「廃棄物」の後、「燃料(その他)」の前に並びます。単月入力・複数月まとめて入力のどちらでも使えます。
- 係数は拠点・対象年月に合わせて自動で選びます。冒頭の画面は、東京本社の 2025 年 12 月にガソリン 100 L を入れたところです(100 L × 2.29 tCO2/kL = 0.229 t-CO2e)。
- 活動量は L で入れ、係数の kL とは自動で換算します。
- その年度の係数がまだ公表されていない月は、ほかのカテゴリと同じく前年度の係数を暫定適用し、その旨を表示します。
02HOW TO
重油と LPG は、 入れる 前に 確かめる
5 種のうち重油と LPG は、請求書の数字をそのまま入れると算定がずれることがあります。どちらも活動量の入力欄の下に案内を出します。
- 重油:A重油(2.75 tCO2/kL)と B・C重油(3.10 tCO2/kL)で係数が違い、優先順位では決められません。候補の先頭の B・C重油が自動で選ばれるので、A重油を使ったときは候補から選び直してください。
- LPG:kg の請求書は 1,000 で割って t にします(500 kg → 0.5 t)。体積(m³)で請求されている場合は、販売店に重さを確かめてください。
03IMPROVED
これまでの 「燃料」は 「燃料( その 他)」に
ガソリンなどと並んだときに、ガソリンを「燃料」から入れようとして係数が見つからない、という迷い方を防ぐため、これまでの「燃料」を「燃料(その他)」という名前にしました。排出係数管理の種別の表示と同じ名前です。候補には、コークス・タール・廃プラスチック類など、5 種に当てはまらない燃料が並びます。
04ROADMAP
これから :燃料の 請求書も AI で 読み取る
公式ロードマップの次の項目は、請求書の読取り(AI による活動量データの自動入力)です。燃料の請求書を読み取ったときも、この 5 種のカテゴリに入れます。
05CHANGELOG
変更の一覧
- 新機能・改善データ入力でガソリン・軽油・灯油・重油・LPG を選べるように#196


